お知らせ
2024 / 03 / 28 13:16
演劇×紙芝居レボリューション三日目
演劇×紙芝居レボリューション、3日目終わりました。これにて全日程終了。皆さまありがとうございました!
演劇と紙芝居の違い。
役者と紙芝居師の違い。
この期間色々と感じました。
第四の壁の有無による差異。
斥力と引力。
押す力と引く力。
よく、街頭紙芝居について話すと、
「あー、あの公園でおじさんが駄菓子を配ってるやつ!」
違うんです。
おじさんは駄菓子を配ってるんじゃないんです、売ってるんです。それで生計立ててたんです。
子どもたちにとって娯楽が少なかった時代、紙芝居は大人気だったんです。
だから子どもたちは駄菓子を買って紙芝居を見てた。
「紙芝居を見たい!」という気持ちを利用しての商売。
(より子どもたちの興味を引く為に試行錯誤をして色々なものを生み出すの歴史があるのですがそれは割愛)
でも現在、子どもたちのほとんどが紙芝居に興味がありません。
紙芝居はエンターテイメントのジャンルとして勝ち抜けなかったし、進化をしてこれなかったんです。
(漫才や漫画は進化して勝ち抜いてますね)
ほとんどの子どもが興味ない(もちろん大人も)、
そんな環境のなかで、作品作りやコミュニケーションやパワーの出す方向などで人々の興味を惹くために、気持ちを引っ張ってくるための筋力が発達してるのが紙芝居、紙芝居師なのかな?と。(もちろん例外もありまくります)(自然淘汰)
それに対して、演劇、役者さんの表現する力は見事なものでした。刺激をうけて勉強になりまくりました。この企画をやってよかったなーとしみじみ。皆さん本当にありがとうございました。
さて、これからも世の中を引っ張り回して、紙芝居業界も引っ張り上げていきます。やるぞ!レボるぞ!